令和3年のふるさと納税を確定申告する際の注意点!!
こんにちは。
ふるさと納税していますか?
今年も確定申告の時期がやってきました。
会社員の方などで、
ワンストップ特例制度を利用している方は、
確定申告が不要ですが、
寄付先が6か所以上の方は確定申告が必要です。
以前令和3年より
ふるさと納税の確定申告が楽になるという記事を書きました。
これは従来の、寄付ごとの「寄附金の受領書」に代えて
国税庁長官が指定する特定事業者(さとふる・ふるなびなど)が
発行する年間寄付額を記載した「寄附金控除に関する証明書」の添付で
確定申告ができるというものでした。
寄附の都度、証明書を保管しなくて良いし、
確定申告の際も、書面で提出されている方などは添付が楽になりますよね。
実際、この制度を利用した場合の、確定申告方法は下記の3パターンになります。
(国税庁HPより)
① 特定事業者のポータルサイトからダウンロードした証明書データ(XML形式)を
e-Taxを活用して確定申告書に添付して送信する方法
※確定申告書等作成コーナーでは、証明書データを自動反映させて
控除額の計算を行うことができます
(個々のデータを入力する必要がないので便利です。)
② 特定事業者のポータルサイトからダウンロードした証明書データ(XML形式)を
国税庁が提供するQRコード付証明書等作成システムで読み込み、
これをプリントアウトした書類を確定申告書に添付して申告する方法
③ 郵送で交付を受けた証明書を確定申告書に添付して申告する方法
ただし、
ここで書面で確定申告する場合の注意点なのですが、
上記の③に対応している特定事業者が、
私の調べたところでは、「さとふる」だけのようなのです。
(間違っていたらすいません)
整理しますと、
ふるさと納税の年間寄附額の一覧を入手しようとすると、
ふるさと納税サイトからPDF等では入手できず、
郵送で依頼をかけないといけません。
そしてその郵送してくれる業者は、
私の知る限り「さとふる」だけのようです。
したがって、書面で確定申告したい場合は、
「さとふる」以外のサイトを利用されている方は、
上記②のやり方で行う必要があります。
②のやり方をまとめると、
ふるさと納税のサイトから、XML形式のデータをダウンロードし、
国税庁のHPから、QRコード付き証明書作成システムをインストールして、
そのシステムで、XML形式データの内容をPDFにして印刷
という手順です。
少し手間ですが、試しににやってみると5分くらいでできました。
よろしければご参考くださいませ。
ではでは。